スミーホフ・シティ
二十一世紀の現代的な街区
スミーホフ・シティは、近代プラハの歴史で最大の都市開発事業です。かつての貨物駅の二十ヘクタールを丁寧に埋め、新しい建物は周囲の環境を生かしながら、適度な高さの街区をつくります。
スミーホフは豊かな歴史を持つ地区で、十九世紀には新興工業の中心となりました。その中心にあるスミーホフ駅はプラハの重要な交通拠点で、周辺は今、大きく変わりつつあります。工事は二〇二〇年、北側から始まりました。主要事業の一つがSekyra Groupによるスミーホフ・シティです。多くのチェコ国内外の設計事務所が参加し、プラハの古い街のような自然な多様性を生み出します。都市計画とNa Knížecíの角のオフィスビルはA69 – architektiが担当。各建物にはKuba & Pilař architekti、Haascookzemmrich STUDIO 2050、Chalupa architekti、LÁBUS AA – Architektonický ateliér、D3A、Projektilが携わっています。
南側は新しい業務地区になります。その姿は世界中から百六十六チームが応募した国際建築コンペで決まりました。優勝した都市計画はBaumschlager Eberle ArchitektenとPavel Hnilička Architects+Plannersによるもので、ほかの事務所がその計画に沿って各建物を設計しています。Chapman Taylorは、店やサービス、飲食店が並ぶ活気ある地上階を担当します。チェスカー・スポジテルナ銀行のキャンパスとČEZの本社も入ります。
重要な役割を担うのがスミーホフ交通ターミナルです。最新の乗り換え拠点が一つの屋根の下で列車、地下鉄、トラム、バスを効率よく結び、プラハ南部の交通の中心となります。新しいホームや旅客設備も設けます。A69 – architektiの設計による駅の改修は二〇二五年二月に始まり、二〇二八年末の完成予定です。同じ年、鉄道管理当局は駅舎自体の改修を始め、二〇三〇年までに終える計画です。現在のNa Knížecíバスターミナルは開放的な広場へ変わります。